acacia

松任谷由実( Matsutoya Yumi ) acacia歌詞
1.Age of our innocence

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

Age of our innocence ふたり
今 誓いを立てよう

朽ち果てそうなこの世界の中で
うんざりしそうなしがらみの中で

唯ひとつ 嘘のない 愛だけを信じて
苦しさに 立ち止まり 目の前がにじんでも

I'm believin' my love
時が ふたりをひきさくまでは
I'm believin' my love
決して 負けたりしないと

Age of our innocence 長い
夜が明ける すぐに

欲望の闇が眠りにつく街に
ゆうべの夢がゴミに変わる街に

ただ白く 純粋に きみだけを愛そう
もう誰に 裏切られ 失望にくれても

I'm believin' my love
横に きみがいてくれる限り
I'm believin' my love
決して よごれはしないと
I'm believin' my love

動物のようなおびえた目をした
きのうの自分を許せる気がする

気高くて でも遠い 愛だけをみつめて
音の無い 宇宙を 永久に彷徨おう

I'm believin' my love
時が ふたりをひきさくまでは
I'm believin' my love
決して 負けたりしないと

I'm believin' my love
横に きみがいてくれる限り
I'm believin' my love
決して よごれはしないと
I'm believin' my love


2.哀しみを下さい

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

さみだれの空を 便箋にして
故なき哀しみ つらつら綴る

いつか あのひとと見た夕焼け
茜い 帯と家々の屋根
明日は晴れそうな薄闇の雨

さみだれの雲は 墨色流し
うち消す想いに 沈んでゆくの

けれど 西の方が朧ろげに
明り 見えていたまぼろしに
希望を持たせて 待たせたのに

あきらめたあのひとよ いちばん好きだった頃が
今もまだ 今もまだ 心しめつけるの

さみだれ乱れて 記憶の奥の
癒せぬ恋しさ つらつら辿る

いつか もう一度会える日を
ずっと 探してる放浪の
お土産ばなしを書き留めるの

あきらめたあのひとよ どこかで変わらずいて
いつまでも いつまでも 哀しみを下さい

あきらめたあのひとよ いちばん好きだった頃が
今もまだ 今もまだ 心しめつけるの


3.110°F

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

灼熱の太陽を体中に浴びながら
ダイキリ色の海へ身を投げ出しましょう
Daba daba Duba daba daba duba da
Daba daba Duba daba daba duba da

寄せてはかえす波のダンス感じている Daba daba da

むせるようなココナッツと潮の香り浴びながら
私は白く凍るハイビスカスの花

遥か遠くなすがまま波に抱かれゆこう

※探さないでよ 私のゆくえを
見つけないでよ そのわけを
わからないでよ 何もかも 深い深い海に消えるまで※

いつか二人で見てた 燃え尽きてゆく夕陽
あれから私のドアは 固く閉ざされた

ゆれる砂のベッドはめくるめく夢の果てへ
きのうへ明日へ そして今へ 私を乗せ
Daba daba Duba daba daba duba da
Daba daba Duba daba daba duba da

寄せてはかえす波のダンス感じている

遥か遠くなすがまま 波に抱かれゆこう

(※くり返し)


4.リアリティ

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

I wonder why ニュースがとび込むたびに
なぜか薄れてゆくリアリティ
政治も事件もワイドショーもみんな夢の出来事みたい

I wonder why はやく電話しなくちゃ
あなたと愛を確かめなくちゃ
お見合い話も就職もみんな留守録のノイズのよう

※Um what's goin'on, what's in this world
誰も答えられない
Um what's goin'on, Um what's in my mind
私だけのリアリティ※

腕の痺れを感じて目覚めてくMorning light
おこったような寝顔とカーテンをながめてる

No wonder why あなたがいるリアリティ
No wonder why 私がいるリアリティ それしかなくても

I wonder why 何かずれて見えてる
I wonder why 私は生きているの
怒りも痛みも悲しみもみんなふつうに感じてるのに

I wonder why はやく電話しなくちゃ
あなたと愛を確かめなくちゃ
No wonder why あなたがいるリアリティ
No wonder why 私がいるリアリティ

(※くり返し)


5.MIDNIGHT RUN

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

すがるように歪んでた きみの泣き顔と
音をたててゆれていた デニムのシャツを
今も忘れられない最後の夏の日
きみはぼくを信じた

ずっときみが好きだったって言いたかった
でもそれだけはどうしても言えなかった
本当に悪いのはぼくの方だから
あいつのせいじゃない Wow Wow Wow

熱におかされたように
みんなどうかしてたんだ 闇をふりきって
MIDNIGHT RUN
行く先もわからずに 走り続けていたんだ恐くて

日記は書きかけのまま そこで終わった
ぼくたちのこと封印するかのように
それぞれの週末に爪跡を残し
遠く去って行った Wow Wow Wow

※何かから 逃げるように
傷だらけになりながら 強がっていたんだ
MIDNIGHT RUN
あいつときみのことなら とっくにわかっていたんだ
MIDNIGHT RUN※

MIDNIGHT RUN
熱におかされたように
みんなどうかしてたんだ 闇をふりきって
MIDNIGHT RUN
行く先もわからずに 走り続けていたんだ恐くて

(※くり返し)


6.acacia (アカシア)

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

銀の花が散ってる 風と陽ざしの中で
知らない町に来てる
目を閉じてかすかに響く列車の音に
心はゆられているの

遠く旅をしてても
きっと Do you love me?

今は見えない未来に
たったひとつの道しるべ

銀の花の押し花栞にしてはさんだ
好きな詩のフレーズに
いつの日か誰かと開いて見つけたとき
笑えるような一途さで

やっと出逢えたときは
きっと Do you love me?

なつかしすぎる未来が
たったひとつの探しもの

遠く旅をしてても
きっと Do you love me?

今は見えない未来に
たったひとつの道しるべ

なつかしすぎる未来が
たったひとつの探しもの


7.Summer Junction

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

少しだけ眩しそうな瞳を雲が流れてた
灼けてた顔もすっかりうすれて見えるね

夢みたいだった絵日記 そろそろハイウェイの出口
私は黙ってあなたのうでをとった

明日は人ごみに戻って
読みかえす余裕もない1ページにいるのね

今のあなたと 今の私と 今のふたりが
消えてゆくの気づかないまま

家までの信号機 どこかで寄り道したいね
なんてことない場所でいいから あと少し

しばらく会えなくなったって
平気なくらい フツーの別れ方しようよ

何があってもいっしょにいると誓った気持ち
口に出せず見送っていた

今のあなたと 今の私と 今のふたりが
消えてゆくの気づかないで見送っていた


8.TWINS

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

こんなに広い地球上の中から
どうしてふたりが出会ったんだろう

気づいてみれば あなたはとなりにいて
私はなんにも見えなくなった

どんなことがあっても あなたとはこのまま
変わらず暮らしていると 信じていたの

いつからふたりは しゃべり方まで同じ
鏡に映った自分みたいに

幸せすぎるとなんで涙が出るの
幸せの次に何が見えるの

いつか伝えたかったわけもない哀しさ
胸の奥にしまったまま言葉にできず

ベンチに座ったふたつの影を月が
やけに別々に照らし出してた

出会いと別れは TWINになった運命(さだめ)
わかったときから 心をきめた

ある日遠い場所へ離れてしまっても
淋しいなんて思わない だって私は

あなたと同じ口ぐせをマネながら
鏡に向かって 笑いかけるよ

あなたを見つけて 笑いかけるよ


9.Song For Bride

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

高二の頃の あなたのままで
止まって見えたヴァージンロード
こんな綺麗な あなただったと
彼より先に知ってた

預けたアルバムも
返せない手紙も
これからもずっと持ってるわ
もっと素敵になろうね

いつか話そう 今日の微笑み
あなたの大事な人に

高二の頃に 描いた夢と
少しかたちは違うけど
友達でいて うれしいと思う
そんなわたしでよかった

悩んでる時にも
信じていてくれる
彼とならきっと大丈夫
一緒に大人になれる

いつか話そう 今日の微笑み
あなたの大事な人に

いつも消えない 光があるの
わたしたちの心には


10.Lundi

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

窓たたく雨の音 突然のモーニングコール
それ以外 何もかも同じ 月曜の朝
いつもより目がはれて 疲れているわけは
きのう二人が別れたせい

読みかけの小説を少しだけ読みましょ
コーヒーが入るまで 何も思わぬように
テーブルのあちこちに 散らかった残骸が
今度こそ終わりと言っている

止まる時間と流れる時間が
まるであやとりしているみたいね

いかなくちゃ いかなくちゃ そろそろいかなくちゃ
私を待ってる私がいる

恋は去り雨は止み 後に残ったのは
意外にも平気な私と 変わらぬくらし
あなただけあなただけ そう思った頃が
なんだか自分じゃないみたい

思い出さなきゃ苦しくはないなんて
誰も教えてくれはしなかった

いかなくちゃ いかなくちゃ そろそろいかなくちゃ
私を待ってる私がいる

もっと 急がなきゃ 急がなきゃ きのうを追い越さなきゃ
乗らなくちゃ 乗らなくちゃ いつものあのバスに
いかなくちゃ いかなくちゃ そろそろいかなくちゃ
私を待ってる私がいる


11.So long long ago

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

涙 枯れるくらい泣いても
ぬけ出せなかった 痛みだったのに
或る朝 空をふと見上げたとき
忘れていた私がいた

瞬くまに流れ去るホームには
消え残る雪が眩しく浮かんでた
私は何を置いて来たんだろう
ドアに映る顔の向う

It's so long long ago
いつからあなたをなつかしく思えるの
Time goes time after time
淋しさを過ぎればやさしさだけ見えて来るの

止まったままだった時計と
新しい靴と いつもの電車で
私は何を卒業してくの
ドアが開く 風の中へ

It's so long long ago
いつかはきのうも輝きに溶けだすの
Time goes time after time
明日を夢見れば 幸せだけ祈れるの

あなたをずっと待っている私 ドアに映る

It's so long long ago
いつからあなたをなつかしく思えるの
Time goes time after time
淋しさを過ぎればやさしさだけ見えて来るの

It's so long long ago
いつかはきのうも輝きに溶けだすの
Time goes time after time
明日を夢見れば 幸せだけ祈れるの


12.幸せになるために

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

話すことは 沢山ありすぎるけど
黙って そのなつかしい顔を見せて

やっと忘れた あなたを会わせるなんて
月日は なんて気まぐれなことするの

眠れない夜の中を縮めようと走った距離

※明日になれば あなたに会える
そう ただそれだけのために
もっと素直に もっとやさしく
もっと強くなろうとしてきた※

そして二人はなんにもなかったように
もと来た それぞれの道を戻ってく

照らされた朝に染まり あなただけの笑顔見せて

明日になれば あなたのことは
もう 思い出さないでしょう
私にとって あなたにとって
もっと幸せになるために

(※くり返し)


13.7TRUTHS 7LIES~ヴァージンロードの彼方で

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

天使のようにやさしく近づき
悪魔のように ハートを盗んだ

だって私はあなたに会って
運命を感じてしまったから
どんな卑劣な手を使ってでも
手に入れなきゃいけないと思った
そして ついにあなたをGetした Wow wow wow

Seven lies 偽りでも True lies
誰かを本当に好きになったときから Wow wow wow wow
Seven truths 真実に変わる
百万の味方になってついてゆく

天使がよそ見しているあいだに
悪魔がそっと 耳打ちしてった

たいした問題じゃないんだから
全部ぶちまけて楽になりなよ
それともうまくやっていくために
死ぬまで隠しとおすつもりかい
でも私はあなたを愛してる Wow wow wow

Seven lies 沈黙でも True lies
誰かを本当に守ろうとするなら Wow wow wow wow
Seven truths 真実も越えて
輝きだす ヴァージンロードの彼方で

だって私はあなたに会って
運命を感じてしまったから
どんな卑劣な手を使ってでも
手に入れなきゃいけないと思った
誰よりも強く強く思った Wow wow wow

Seven lies 持ってゆくの True lies
心に秘めた嘘はみんなあなたへの Wow wow wow wow
Seven truths 愛ゆえの証
百万の味方になってついてゆく
Seven lies 真実も越えて
輝きだす ヴァージンロードの彼方で


14.PARTNERSHIP

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

あなたの目に 明日の空が映るなら
私はきっと どしゃ降りの中ついてゆこう
ふりかえらず

そしていつか 虹が見えたら 今度こそ
つれていって 橋のふもとへ 消えぬまに
そこに何もなくても

あなたと歩いて来た
長い時間を抱きしめて

気づいたとき もしもひとりになってたら
約束して 私の分も幸せに
生きてゆくと だから今

あなたと歩いてゆこう
出会えたことの奇蹟に

あなたと手をとり合い
時の川を越えてゆこう
誰も知らない虹を渡り